不感症は日常的に起こる症状です

不感症とは、性交時や前戯などの性的刺激に対して何の興奮も得られない症状です。
倦怠期の女性や、ストレスを抱えた女性に多く見られます。
本来、女性が性的興奮をする場合にはそのが性に対する感情を成熟させる必要があります。
何らかの精神的な問題を抱えている場合にこういった感情が抑制され、結果的に性的興奮を得られない状況となります。
男性の性的興奮は生理的なものですが、女性の性的興奮は精神面がかなり影響するのです。
メンタル上の問題を解決する必要がありますが、媚薬によって症状を改善する事も可能です。
以下、不感症の具体的な症状一覧です。
- 性嫌悪症
- 性行為に対して嫌悪感を抱く状態です。
とにかくセックスがしたくない、または異性に触れられるだけでも拒絶反応を起こしてしまうといった症状が見られます。
ただし、決して性欲がないわけではないので、自慰行為で我慢するしかありません。
稀に男性にも見られますが、比率としては女性のほうが圧倒的に多くなります。 - 性興奮障害
- 性的な刺激を受けても興奮できず、女性器が濡れない状態です。
男性で言うところの勃起障害が女性器にも起こります。
濡れないだけでなく十分に性器が開かないため、無理矢理挿入しようとすると性交痛となります。
男性がフニャチンになるのと同じくらい、女性がカラマン(カラカラに乾いたという意味で)になるのはコンプレックスとなります。 - オーガズム障害
- 性行為が出来たとしても、今度は快感を得られない症状です。
厳密に分けると- オーガズムが自覚できない(原発性オーガズム障害)
- 以前はオーガズムを感じていたが、ある時期から感じなくなった(二次性オーガズム障害)
- 相手によってオーガズムの有無があり、自慰行為ではオーガズムを感じる(状況性オーガズム障害)
- 身体的障害(性交痛)
- 性器の痛みにより、ペニスを挿入できない症状です。
ひどい場合は、相手が陰部に触れただけで激痛が起こるケースもあります。
性交痛は以下の2タイプに分類されます。- ペニスを挿入しようとすると膣が萎縮してしまい、挿入ができなくなる(膣痙)
- 性行為の最中に痛みが出てきて、性行為が持続できなくなる(性交疼痛症)
不感症の治し方

不感症に悩む女性は多く、治療方法も多岐にわたります。
不感症は原因も様々なので、まずは正確な原因を解明する事が重要です。
夫のインポテンツや親からの精神的虐待などが原因の場合、まずはカウンセリングをして必要であれば男性側からも話を聞きます。
多くは関わりが深い身内の男性が原因となりますので、双方の合意のもとで解決の糸口を探します。
精神面での治療はかなりの時間を要するので、治ることを信じて根気よく診断を続けます。
媚薬は不感症に効果あり
媚薬には主に血液の循環を良くする作用と、興奮を促す作用があります。
また、緊張を和らげて精神的にも安定させる事もできるので、不感症にも効果があります。
もちろん、精神的な部分が多い不感症においては『媚薬を飲んだ』という感情からプラシーボ(プラセボ)効果が得られる場合があります。
別項で詳しく説明しておりますが、プラシーボ(プラセボ)効果とは、『良い薬を飲んでいる』という自覚から何らかの改善が見られる効果です。
プラシーボ(プラセボ)とは偽薬という無成分の錠剤を指します。
こういった事から、女性用媚薬は不感症の女性にも多く利用されております。